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Show Technology 1 2008年12月
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Show Technology 1
旧 演出照明/映像制御 / MileruntechBlog 2008~2011まで
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2008年を振り返るPart2

Part1に引き続き、2008年の話題ですが、私は今日が仕事納めです。
残った仕事を片付けながら、いろいろ考えます。自分にとっての2008年。 今年は大きな転換点というか、混乱期の中にあって、海の底から一筋の光をつかんで浮上するイメージをつかんだ1年でした。。引きずっていた未練のようなものから完全に吹っ切れた年とでも言うのでしょうか?大きな変化があったことは確かです。

私は元々、舞台照明という一般にはあまりなじみのない業界で働いていました。その業界の方からは、「あいつは一体、何がやりたいんだ?」と不思議に見られますが、別に単なる関連商品の販売がやりたいわけでもありませんし、ネットワーク製品で、特にエッジデバイスを扱っているが故に、ネットワークのインフラとか設備をやりたいのか?というのもまったく違う話なのです。

私の扱う製品は皆、演出用途であり、ユニークでシンプルな演出を可能とするものです。もちろん最初はカタリストというソフトウェアの可能性から始まったものなのですが、そこから思考を広げて、おもしろい演出を実現するためのアイテムを見つけていこうと考えています。
一言で言えば広義の意味でのエンターテイメントに貢献したいという感じですが、その先はこれからまた変わるかもしれませんし、今後の活動で明確にしていきたい考えです。

私は、いつも驚きと感動を提供できる人間でいたいと思います。 このブログはマイルランテックが何者で、どういうことを考えているかを発信するためのブログです。今後もおもしろいことを提案できるよう、努力していきたいと思っています。来年もどうぞよろしくお願いします。 よいお年を






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2008年を振り返る Part1
2008年を振り返って、もっとも記憶に残るものとしては、もちろんリーマンブラザーズの破綻や、金融危機の世界への波及、そしてアメリカのトリビューン破綻や、自動車業界の転換点を感じさせる今の状況です。そして暮れになって入って来たイスラエルのガザ空爆はもしかしたら、いやかなり高い確立で中東大戦争に発展するかもしれないというニューズも、後になると2008年の大きな出来事として記憶されるのかもしれません。

これらの影響の大きさを考えると、私のような小さな会社を経営している者にとっても無視できない話題で、こうした社会情勢の影響は、来年になってさらに厳しい結果となって現れるのではないかと、今から不安を感じています。 しかし暗い話しばかり言っても先へは進みませんから、テクノロジー関連で前向きな話しを上げてみると、AppleのiPhoneの大ヒットはインターネットとモバイル環境の垣根がさらに下がるきっかけを感じさせ、グーグルのストリートビューやウェブアプリの登場で、コンピューターの世界は、プラットフォームをWebに移した年として2008年は記憶されるとおもいます。

2008年は、こうした大きな意味での転換点を感じる年であり、まさにバラクオバマ次期アメリカ大統領のChangeという言葉に集約されます。かなり、話しが大きくなりすぎました。
内容をもっと身近なテーマに移しましょう。。弊社は2007年の夏に生まれ、これからデジタルサイネージや、映像演出と照明演出を組み合わせたショー演出をテーマに歩みたいと考えています。 このまだまだこれからの状況で、大変な時期ではありますが、夢がたくさんあります。コンピューターを活用していかにコストダウンしたシステムで、クオリティーを下げず、そしてさまざまなテクノロジーを組み合わせる演出アイデアを提案し、観客や顧客に、「おもしろいねぇ」と言わせたい。 それを舞台演出だけでなく、さまざまな分野でも提供していきたいという夢です。 まだまだやれることがあり、アイデアを練るのが楽しい毎日です。

厳しい状況だけに、やりがいがあると私は感じています。そもそも、私が舞台照明の会社を退職して、独立した年にITバブルがはじけ、翌年には911のテロが発生して景気は一気に冷え込んだ時期でした。それから体制を整え、また金融バブルの時期に会社を作ったわけで、それはそれで、おもしろい巡り合わせだと、勝手に解釈しているのです。 実際、2008年は、悪い面ばかりではなく、日本でもようやくデジタルサイネージの本格的な流行が感じられ、またコンピューターによる各種の産業で構造革命が引き起こされるのを感じた年でした。まさに、次の時代の転換期と言えるのではないでしょうか? 






DMXコンソールを使ったカタリストセミナー開催
カタリストというソフトウェアは、ライブフィールドで、映像をコントロールするために、DMXというプロトコルをサポートしており、外部にDMXコントローラー(照明コンソール)を用意することでリモートコントロールが可能です。

ショー産業において、迅速なシーンレコード、そして修正とプレイバックという作業とショーデータの管理では、照明コントローラーが非常に優れています。そのため、この照明コンソールを使う事は、照明以外の、映像業界においても、それは大きな利点になると私は思います。

さて、来年の3月、五反田のTOC内で、照明コンソールであるETC社のコンゴを使ったカタリストのセミナーが開催されます。元々はETCという照明コンソール全般のセミナーなのですが、そのうちの2時間枠をいただいて、カタリストと組み合わせたセミナーにしちゃいました。

いかに簡単にカタリストが制御できるか?また、コンゴというコンソールが、そんなに難しいものではないことが、このセミナーでわかります。
是非、興味のある方は、下記リンクから申し込み用紙をダウンロードしてお送りください。 


申し込み


照明演出のシミュレーション
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照明デザインと聞くと、一般的には建築物の照明や内装などインテリアとしての照明をイメージされます
舞台演出というと、ある特定の特殊な世界観があって、どうしても一般に認識されることは少ないですし、まして、そこから派生したイベントなどの演出照明や、一時期、流行ったアーキテイメントなどで言われる電飾やライトアップ等の照明になると、舞台とも異なるし、著名な建築照明分野の哲学的な照明デザインとも異なり、どんな世界なのか?イメージするのは難しいでしょう。
簡単に言うと、舞台やコンサートステージなどで使っている同種の機材を利用して、静止した照明ではなく、変化する照明を作る仕事というところでしょうか?

舞台産業の世界は、その分野の中で生きる人同士のつながりで仕事が発生し、完結するため、照明演出をプレゼンするというようなシチュエーションは、ほとんどなく、建築照明のように大量のCGを使って、デザインコンペで仕事をとるというようなことはありません。しかし、現代は非常に複雑なショー演出が多く、しかも変化を続ける照明というのは言葉では伝わらないし、絵コンテを作るのも大変です。そういう場合に、照明シミュレーションというソフトが活躍するのですが、これは今ではコンピューターのパフォーマンスが飛躍的に上がったこともあり、非常にきれいな映像を作り出してくれます。

残念ながら、舞台ではムービングライトという動く照明機材のプリプログラム用に使用されることが多いのですが、今ではその能力は非常に高く、なにより、手軽にVenue(イベント会場) の環境などを作り出し、数多くの照明機材の正確な照射イメージを再現してくれるツールです。
演出用の照明機材を使用するような場合は、100%このシミュレーションソフトが簡単できれいなCG動画を作り出すとおもいます。
今では、光の筋もリアルな上に、照射された先の物体にも影がでて、且つ空中で光が重なった場合の色の表現までがリアルにできます。ほんの数年前には、できなかったことが、次々と可能になる様子を見ていると、いかにコンピューターの進化が早いかを実感します。



江戸時代の風景
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四国地方愛媛県の南予地方に、喜多郡内子町という町があり、ここには内子座という古い歴史の歌舞伎の小屋があります。私は、20代の頃に坂東玉三郎さんの舞踊公演でこの町を訪れました。

内子座の舞台では、舞台の盆(回り舞台、舞台全体を回転させる機構)が手押しの木でできた軸であったり、舞台上の照明器具を吊るパイプが、カウンターウェートではなく1対1のロープを使った吊り上げ方式であったり、現代的な劇場設備に慣れていた私は、カルチャーショックを受けた覚えがあります。そして劇場の近辺の、街並みもまた歴史の残る素朴な景観で、タイムスリップしたような街でした。
 街の人もおっとりしており、劇場から離れた宿で、若い女性に道を尋ねたら、初めて出会う人だというのに車で送ってくれたりしました。とてものどかで、どこかスローな空気は東京にいるとなかなか感じることのできない感覚です。

そんな懐かしい町の名前をふと、ある酒屋で発見し、内子のお酒?ということで、目に止まり、買ってみましたが、これがなかなかおいしいお酒です。
めったにみないかもしれませんが、冷酒で飲むとフルーティーな味わい、甘口なので辛いのが好きな人には軽すぎるかもしれませんが、さわやかな口当たりはワインのようで、くせがなくて、どんな食事にも合いそうです。


デジタルライトの時代
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ステージ照明の世界には、照明機材としてスタンダードになったMovinglightというものがあります。このムービングライトにはGoboと呼ばれる模様のパターンなどが搭載され、光軸にかざすことで、グラフィックを照射するのですが、このゴボを映像で表現しようとしたのが、98年に登場したアイコンMというムービングライトでした。それから10年が経ち、ようやく、デジタルコンテンツを内部にもち、ゴボをMpeg2などの映像で表現するムービングライトが完成の域に達しようとしています。

こうしたムービングプロジェクターという機材は、映像なのか照明なのか?2つの分野のギャップに位置する存在で、2つの業界でどう扱うものなのか?迷いがあったことも確かですが、最近、日本でも見かけるようになったチェコのRobe(ロビーショーライティング)がリリースしたデジタルライトは、LEDを搭載するなどして、なにかその混乱を吹っ切った完璧な照明機材に見えます。

http://www.robe.cz

これに対し、国内メーカーの東芝ライテック、ムービングスターは、映像再生機能を外部に設け、あえてシンプルなプロジェクタームービングというスタイルにすることで、シンプル且つ扱いやすい製品にし、こちらは映像出力装置の延長線上にあるような製品です。この点では、BarcoのリリースするDML1200 という機種も同様かもしれません。

http://www.tlt.co.jp/tlt/art/catalogue/ms/ms.htm

プロジェクターが動くということ自体を、どう演出に組み込むか?結局、動くということだけを見ると、先のRobeのようにデジタルライトという照明的な演出が主体になるでしょう。その場合は内部にデジタルコンテンツをもった装置の方が手っ取り早く映像を出力できるのかもしれません。このスタイルは、やはり照明的です。

しかし外部の再生装置を使ってさまざまな映像ソース、カメラであったりデッキであったり、メディアサーバー、コンピューターの画面などを出力できるというのは、ソースをスイッチでき、且つ画質やフォーマットを選択できる自由があります。 確かに今のデジタルライトは、ほとんどが外部入力を持ってはいますが、あえて内部に再生機能を持つことは、その機構によるコスト高、そして再生ソースに制限がかかる点を鑑みても、照明のゴボスタイルの追求と解釈することができ、照明的なアプローチだと言えるのではないでしょうか?

内部のメディアプレーヤーというのは、一見は便利に見えても、使用するライトすべてにコンテンツの入れ替えが必要になることや、コンテンツのフォーマットに制限がかかることから、通常の映像プロジェクション業務に組み込むものではないでしょう。
映像業界においては、おそらく外部入力を使用した照射ポイントの自由を活用することになると思います。ではこの動くプロジェクターを、映像プロジェクションの延長線に、どう活用するか?これはまだ、多くの現場で答えが出せていない状況があると思います。しばらく時間が必要かもしれません。
可能性だけが残り、現場がそこに追いつけずにいる印象があります。




秋の公園、影、日向
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金色のまぶしい色彩にコントラストが際立つ公園の散歩道、木々を彩った紅葉の主役は、落葉となっても、また目を楽しませてくれます。そんな秋色を見に、つい最近、子供と散歩に行ったとき、あまりにきれいに調和する衣装と、その後ろ姿が、何か大人びて見えて、きれいだなあ。と思ってしまった。

本当に秋の風景は、色彩が鮮やかです。
DMX2 PortNode Newtype
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ステージ照明のためのDMX2ポートノード、かなり地味な存在のため、注目もあまりされませんが、これまで (といっても、弊社が販売したのは数個程度で、販売期間も1年ほどでしたが。。)
販売していた古い2ポートノードがディスコンとなり、新しいノードが完成、来年から販売になります。
1月には、出荷できるようになりますが、4ポートのタイプは、少し遅れており、具体的な出荷予定が出ていません。

こうしたノードは、通常DMXをアートネットに、又はアートネットをDMXに変換する目的で使用されますが、このノードはこれまで通り、マージ、バックアップ、DMXフレーバーの変更、DMXスイッチなど、多様な機能をもち、また新しい機能として内部にDMXをスナップショットして照明のシーンを保存できるようになります。

照明のコントローラがなくてもスタンドアローンで照明シーンが再生できるという、展示会などで使えそうな機能が追加されました。また、値段もかなり安くなり、導入しやすい製品です。
フリーのDMXソフトなどで、アートネット出力が出せるもの、例えばMagicQのような。。で使用すると、
2系統のDMXを出力できますね。もちろんPCとの接続はイーサネットです。



デジタルサイネージはもっと簡単なはず
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ロンドンはデジタルサイネージの進んだ都市と言われます。確かに、いたるところで映像による広告が見られます。
ヒースロー空港で見たこのマルチスクリーンは、「なんだ、そういうことか」?と私の中でデジタルサイネージの演出イメージを決定つけるものになり、この後、出展することになったInterBee という展示会の演出を決める要因にもなりました。

日本でもデジタルサイネージは、多くの企業が興味をもって見つめる新しい分野ですが、多くの場合、コストのかかる大規模なものだったり、お金がかかるわりに演出は、ただ完パケ映像が流れているだけだったりして、面白みがなかったりします。

実はもっとおもしろい演出ができるのではないだろうか?また、実はもっとシンプルにシステムを構築できるのではないか?と、このヒースロー空港で見たマルチスクリーンで思いました。


トレーニングビジネスの相棒HPノート
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2002年ごろから昨年まで、私は今の業務を開始する前に、プロ用のステージ照明コントローラーであるMALighting社の照明コンソール、通称グランマのトレーニングを販売代理店の要請に基づき、ユーザーの方々に実施して参りました。

確か最初の出会いはまだバージョン1.4の頃で、2001年頃ではなかったかと思いますが、まさかこういうコンソールトレーニング(代理店では取り説と呼んでますが)を実施して、これほど多くのユーザーに接するとは思いもしませんでした。

本当に多くの人に出会いました。若い人で反発してろくに話を聞かない人もいれば、年配の方で、理解しようと努力するものの、どうしてもコンピューターがなじまず、つい弱気になってしまう人、プロフェッショナルなデザイナー、オペレーターの方で非常に新しいものを取り入れることに熱心かつ真摯な人、トレーニングを聞く姿勢もさまざまですが、日本ではこうしたプロ用の照明機器のトレーニングというものが、まだ浸透しておらず、取り扱い説明程度でしか認識されていないこともありました。
しかし、とてもいい経験でした。本当にいろいろな現場の方に出会えたと思います。 
逆に教えられることも多くあり、人と話をし、コミュニケーションをとるという経験は、それまで現場のオペレーター/プログラマーでしかなかった自分を変えてくれたように思いました。

そんなさまざまなトレーニング現場に出向いた際に、活躍してくれたのがこのHPのノートPCでした。
購入したのは、愛知で行われた万博の頃です。博覧会では、Hog2というコンソールのオフラインとなり、あるときはグランマのバックアップ用PCになったり、シミュレーションソフトの画面にもなり、よく働いてくれました。

セミナー講師をしたときはパワーポイントとして活躍し、かなり使い込んでいたのですが、セレロンCPUでメモリーも1G程度で、HDDも決して大きくはない、しかしそれでも不満なく、いいノートです。しかし、とうとう画面のバックライトが切れて、画面が見えなくなってしまいました。 
外部にディスプレイを接続すれば、まだ使えますが、そこまでする気もなく、また直してまで使うかというと、正直、ノートPCも驚くほど安くなったので、買いなおそうかなと思ってしまいます。
また買うならHPにしようかな?ほんといいノートPCでしたね。 




現場で使えるイーサネット用のケーブルドラム
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最近は照明業界でも、かなり少数ですが、DMXのバックボーン回線をSTPケーブルのイーサネットにするか、それとも光ファイバーにするか?検討をはじめている企業もあります。

ステージ業界の照明という分野では、今もDMX用のシールドケーブルを大量に使用しており、安心感からも、その丈夫なDMXケーブルを使用するという選択に落ち着いてしまい、DMXを4~6本程度なら、マルチケーブルを使えばいいし、なぜ、あえてイーサネットにする必要があるのか?とそういう意見もあると思いますが、電飾さんのように大量にDMXを使用する場合は、もうDMXケーブルを引くのは現実的でなく、すでにイーサネットによるDMX配信に完全に切り替わっています。

イーサネット導入について、その利点や必要性に関して、私の意見としては、大量のDMXユニバースを一度に送ることができ、且つケーブルの切断に対するリダンダントシステムも構築しやすい、そしてコンソールやムービングライトそのものが、もうDMXではなくイーサネットの接続になりつつあるから、移行の準備をすべき。となります。

そんな状況の中、以前からステージ、特に野外でも使えるような頑丈な光ファイバーのケーブルや、STPケーブルはないものか?と探していたところ、昨日、音響さんが使うアメリカの軍隊で使用されているといういかにも頑丈そうなケーブルに出会いました。 これは、かなりよさそうです。
Comodo Mattinaさんで扱う、LightViperの製品 

http://www.comodo-mattina.com/

光ファイバーの4芯タイプのケーブルドラムは、驚くほど軽量で、プロプレックス等のDMXケーブルに似た感じです。かなり極端に曲げても、問題なく、これなら通常のDMX感覚で引き回す事ができます。また、4芯あるので、2回線を同時に配線できます。 値段もわりと普通でした。(安くはないですが。。)

まだファイバーほどではないんだけど、普通のイーサネット用STPケーブルやUTPケーブルを引くのは不安という方には、これもまた軽量のSTPケーブルドラムもあります。 80m巻きでしたが、本当に軽くて、ケーブルエンドはイーサコン、即、現場で使えそうなケーブルです。
このケーブルドラムは、どちらもおすすめですね。








EthersoundとLuminexのテスト
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今日は、知り合いの音響さんのご好意で、Allen & Heathの卓を使い、イーササウンドによるLuminex製品のテストをさせてもらったうえに、YAMAHAさんからイーササウンドについて解説をいただき、非常に有意義な1日となりました。
ネットワークオーディオの世界は、スタートポロジーでつなぐコブラネットのほか、inとoutでディジーチェーン接続となるイーササウンドという2つのシステムが大きなシェアをもっていること、そしてこれらのシステムは、統一されることがなく、それぞれを採用する各メーカーの製品が数多くあることなどの現状がわかりました。

今回、テストしたイーササウンドというプロトコルは、ブロードキャストデーターで、大量のパケットで常にネットワークを占有するため、他の高級なスイッチではブロードキャストストームとして扱われ、設定を変更しなければ、使えなかったという話を聞きましたが、ルミネックスは特に問題なく接続OKでした。また、イーササウンドの特徴として1本のケーブルで64chのアップとダウンを100Base上で扱うという特徴のため、アップとダウンを分離することができないこともわかり、そのテストをしてみたところ、Luminexのスイッチを介して、双方向で問題なく使用できます。

ただ、卓からのコントロール用の別系統の出力をイーササウンドのストリームに混ぜることができず、これはVLANを組む必要がわかりましたが、LuminexにはVLANの機能がなく撃沈。。残念です。




ステージという厳しい環境に必要なスイッチ
これまた、LBNblogのネタの引用ですが、弊社で取り扱う製品にステージ向け、Networkスイッチがあります。Luminexというベルギーの舞台照明機器メーカーのものです。
もちろん、これの取り扱いを開始した当初は、照明用のネットワーク製品という位置づけだったのですが、改めて考えるとネットワークスイッチということは、別に照明制御に限定する必要もありません。
InterBeeという展示会で音響関連のお客さまから、興味をもっていると言われ、なるほど。。と思った次第です。 

今や照明だけでなく、音響のマルチも、イーサネットを使用する時代ですから、こうしたネットワークスイッチは必要になるのですが、ステージという環境は、非常に厳しい環境で、例えばスモークが充満するとか、ラックに納めて設置するのではなく、アルミのトラスやパイプにつり下げないと設置できない場所とか、電圧変動が大きい、ノイズが多い、ケーブルは設置と撤去を繰り返す故、頑丈なものが必要など、いろいろ大変な環境です。 そういう場所に、冷房の入った部屋でラックにおさめて使用するようなスイッチが果たして向いているか?と考えると、ステージにはステージ向けの製品が必要であるわけです。

ネットワークというと、なにか難しいイメージが先行し、高負荷のプロトコルとかで、すぐに高級なレイヤースイッチが必要であるかのような話になりますが、高価であればいいわけでもなく、逆に設定項目が多ければ、それだけチェック項目が増え、それはそのまま時間を浪費することになります。
まして、ちゃんと音を流したいだけなのに、それができないとか、照明のプロトコルを単にノードに送りたいだけなのに、設定が多いなどというと、常に時間のないステージには不向きだと言えます。かといって、コンシューマー製品であるオフィス用のHubとか、スイッチ、ルーターを、仕込みの設定やメンテナンスで使用するならともかく、本番時に使用するのは避けたいものです。

ショー産業で求められるのは、迅速に簡単に安心して使える製品だと思うのです。
時間を争う現場で必要もない数多くの設定を操作するような難解なスイッチは、逆効果になる。
その意味でもLuminexのスイッチは、シンプルで且つステージという現場にマッチしたスイッチだと言えます。音響さんにも照明さんにもお勧めしたいスイッチですね。

XLvideoとCatalystのショープログラム
この話題は、LBNblogで扱ったものですが、XLビデオというプロの映像プロジェクションカンパニーが行ったアートディレクションのニュースです。

XLvideoというと、U2のコンサートなどが有名ですが、こういう自動制御で映像が変化するようなイベントなどの機材提供やシステム提供も、もちろん数多くあります。
そのXLビデオが、ロンドンで、弊社が輸入販売しているカタリストソフトウェアを使い、カーブドスクリーン補正などで映像のプロジェクションを行っている。ので取り上げてみます。

http://www.etnow.com/news/

ショーの管理は、カタリストのショーコントロール機能によるもので、キューリストで自動的に映像が変化していくようです。 カタリストは3台が使用され、それぞれ3方向のプロジェクションで個別に使用されています。
カタリストは、こうしたスタンドアローンのショー制御で、非常に有効なソフトウェアだと思います。
ラウンドした面に映像を補正して張り付けたり、極端な角度のキーストーン補正などの調整を行った上で、映像出力の各シーンを、Time of dayのプログラムで、1日の自動制御プログラムを実行していきます。

これで、MAC本体の起動/終了の機能を設定すれば、あとはMACとカタリストが指定されたとおりに、ショーを再生してくれるわけです。
ショーコントローラーと映像の補正、そしてコンテンツ再生などを1つのコンピューターで実現しているのだから、もちろんシステム的には非常にコストダウンになります。

これが2年前のMACでは、怖くてできなかった。まさにAPPLE様のおかげだと思います。UNIX系のカーネルを採用したOSXに加え、インテルアーキテクチャーになった今だからこそ、安心して使えると、正直な感想です。
新しいブログをつくりました
FC2で新しいブログを開始してみようと思います。
元々は、LBNblogという、舞台照明関連のブログを運営していました。 こちらはいわゆる舞台照明で使われる照明コンソールに関するWebページが元となっていて、少々、話題が偏っていました。
ここでは、新たに舞台照明という自分が育った業界とは、少し距離を置いたスタンスで、もう少し幅広くショー演出についての話題を扱いながら、同時にやや個人的な話しを加えてみようかと思っています。
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