アクセス解析
Show Technology 1 2009年04月
FC2ブログ
Show Technology 1
旧 演出照明/映像制御 / MileruntechBlog 2008~2011まで
Bad Boyに垣間みる照明の進化
PRG-Bad-Boy.jpg

前のエントリーでムービングライトは、基本的には大きく変わっていないと書いものの、PRGのBadboyというムービングライトを、間近に見ると、少々、意見を変える気になってしまいます。最近、オアシスのワールドツアーでデビューしたというこの装置を拝見する機会があったのでファーストインプレッションのエントリーを書きたいと思います。

ムービングライトというものが、基本的にHID系の光源にメカニカルシャッターと色、Goboなどの機構を搭載して縦横に動く装置という点で、照明の基本機能に変化はないというのは、変わらず私の意見ですが、BadBoyのもつ、いくつかの特徴は、なかなかおもしろい進化をしているんだと感心してしまった。

時間的には数分、話を聞きながら見ただけなので、あまり細かいことは確認していないのですが、まず最近は、あたりまえになりつつあるバッテリー搭載のため、電源をとらなくても基本的な設定操作ができること、そしてこの設定画面はタッチスクリーンになっていて、ソフトスイッチを操作するところなどは新しい。またBadBoyは、アートネットネイティブであり、DMXの入出力以外にHubが搭載されるため、いくつかのデバイスをネットワークケーブルでディジーチェーンできる。こういう特徴はやがてイーサネットによる接続が普及する要因を秘めていると思う。

光源はショートアークのMSR1200wゴールドキャップ/ファストフィット。これはフィリップスのランプが新しくなったので、他のメーカーのライトも同様に、最近のスタンダード。それにしても明るい。光源の進化による恩恵はかなり大きい。

カラーミキシングではないが、カラーホイールの機構で濃さの異なるフィルターが並んでいて、カラーのクイックチェンジを可能としつつも、ホイールをスローで変化させるとカラーミキシングになるというのは、見る限り、カラーミキシングとして成立していると感じた。

大口径のレンズから出るFatbeamは8倍ズームであるため、7度から56度のビームサイズに変化する。これはすばらしい広がりです。バリライトのビームスプレッダーのようです。
最近、大口径のビームレンズがはやりですが、やはり口径が大きいと迫力があります。

そして、もっとも大きな進化は、サーボモーターの進化かもしれない。BadBoyは、すべての機構にサーボモーターが用いられ、トルクフルな早い動きが特徴的。
初期の頃のムービングライト(バリライト)の機構はサーボモーターだったが、その後登場した多くのムービングライトは、壊れにくく仕組みが容易なステッピングモーターを採用し、ステッピングモーターによる制御の歴史が長いが、今ではサーボモーターの性能も上がり、モーターと位置認識のセンサーやフィードバックのチップが1つになって構造もシンプルになったのだそうだ。よって、BadBoyはその巨体に似つかわしくないほど、素早い動きを見せる。

最近のステッピングモーターもパワフルなので、極端に違いがあるかというと微妙だが、このでかい筐体が驚くほど素早く動くのは、やっぱりサーボモーターの力強さなのではないだろうか?また、各モーターのフィードバック情報をもつため、RDMのようなプロトコルにもようやく意味が見いだせるようになるかも。。

こうして見るとムービングライトが劇的に変化するというわけではないけれど、細かい部分で着実に変化は続いている。やがてこうした最先端にある機材の仕組みは、後発の広い機種に応用され、スタンダードになっていく。

スポンサーサイト



デジタルGoboの展望
IMG_0401.jpg

照明業界で長い間、進化の過程にあって、特別な存在であったムービングライトは、すでに一般的なものになり、これを扱うことが特別なことでなくなったのは確かだと思う。
今ではPARライトなみに、照明器具のスタンダードである。特にHighendのStudioColorとMartinのMAC500は、売れた台数も多いことから、東京でも多くの人が今も大事に使っている。

照明機材は昔からそうだが、点灯すれば使えるわけで、古い機材も整備して大事に使えば、いつまでも球を入れ替えて使用できる。これがまさか、ムービングライトの時代になっても、同じだとは驚きだが、確かに古い機材と言えど、動いて点灯すれば、もちろん使える。

そしてコントローラもまた、古いコントローラーで十分、使えるということもあるだろう。特に今、現場で活躍している世代のコントローラーなど、壊れて修理できなくなるまで、現役なのだ。まだこの先10年は使い続けるのじゃないだろうか?販売側に立つと、なんて恐ろしいことだろう。。買い替えなしで10年ですからね。。

さて、そんな古い機材を大事に使う照明業界のメイン機材となるムービングライトは、ようやく機構的に新しい進化をしたようで、写真はSGMのジオット1500のデジタルライト版。
Goboの部分が、DLPモジュールになっており、GOBOをデジタルで表現することに徹したモデル。いわゆる他のムービングプロジェクターとは異なるアイデアです。
ユニークなのは、DLPモジュール部をそのまま引き出して、プロファイルスポットのモジュールに差し替えも可能なこと。

ムービングライトのGoboをデジタル化することに徹している点で、照明としての進化の本来の形は、映像ではなく、これが正解なのではないか?と思うし、また技術的に10年でようやくGoboのデジタル化が現実的になったように感じる。

ただ、映像が出力されると、どうしても表現力を追求する形となり、多くの人の目はムービングプロジェクターにいってしまうのも仕方ないかもしれない。もしかすると技術のギャップにはまることになるのかも。。

Ubuntu9.04
ubuntu_cd_184x138.jpg

リナックスのディトリビューションの1つ、UbuntuがVerUpされています。個人的に、このディストリビューションには非常に注目しています。Ubuntuはオープンソースの流れを加速している存在だと思うのです。

ところで今、照明コンソールなどで中心的なOSはウインドウズXPエンベデッドです。工業用の組み込みOSというと、日本ではITRON そして世界的にはVxworksが定番になるのでしょうが、ウインドウズのシェアもけっこう高い。

ショー産業において、Windows 上で動作するソフトは、こうした組み込み用OSのEmbededにとどまらず、普通にXPを使うものも意外に多い。これらはコンピューター機器のさまざまなサードパーティー製品の利用を考えると、理解できる。これに対してMACというのは、ほとんどないと思いますが、これはMACが組み込み用途に使用できない特徴のためです。

ある映像技術・Webアプリケーションなどを開発する会社におじゃましたとき、カタリストがMACだと言うと、よくそんな勇気がありましたね。と驚くさまを見るに、皆の意識にMACがBSDを系譜にもつユニックスだという認識は薄く、そしてなにより世界中でコンピューター用OSのシェアはWindowsだと再認識させられます。

しかし、まもなく登場するWindows7と現在、苦戦するVistaの状況、そしてコンピューターメーカーが、OSをマルチにバンドルする状況など、さまざまな点をつないでいくとき、私はオープンソースの時代を感じてしまいます。そしてショーコントロール用機器の世界でも、すでにソフトウェアはマルチプラットフォームに対応しており、この状況から、やがてリナックスを利用した製品が増えるのではないか?と想像しています。そしてこのオープンソースの波は、組み込み用OSにも、きっとくるでしょう。


ビデオキャプチャーの憂鬱
090223_new_03_001_convert_20090424083250.jpg

カタリストのソリューションは、高価な専用のマシンではなく、汎用のコンピューターを利用して、コンピューターマーケットに広がる広範な技術を使い、安価に、しかし高いクオリティーの映像制御を実現するものです。それ故、ソフト自体にCapabilityがあっても、MACという装置がボトルネックになることがあります。

その1つが、このビデオキャプチャーというもの。。多くの映像技術の人は、最低でも3カメラ入力できないと使えないという。。また多くの人がレイテンシーのない映像キャプチャーが欲しいという。
しかし、コンピューターを利用した映像制御のソフトや装置で、しかも専用ハードウェアではないものに、マルチ入力のビデオキャプチャーが困難なのは、ご理解いただけると思う。
マルチ入力のデバイスがない。そして複数のキャプチャーカードを使うことが困難(同じカードを搭載すること)PCIeのバス数に限界がある。など要因はさまざまです。

こうした今の状況は、カタリストにとっては不利な状況だと思います。このマルチフォーマットのマルチインプットの点では、どう考えても、(価格的にも)カタリストはアンコールのようなマシンと比較対決するようなものではないのです。

確かにカタリストには8入力のカメラインプットがある。しかしハードがそれを実現できない。今のところ。。これは、やがて来る技術革新というか、新しい装置の誕生を待つか?
期待していたActive siliconのフェニックスも、カタリストのVerupが進まない以上、使えないし、またその4.2がリリースされるまで待つのがよい選択なのか?

ところでBlackMagicというメーカーのIntensityはカタリストユーザーにとって、すでになじみ深いキャプチャーカードです。これはもっとも、費用対効果が高い製品としておすすめしてきた経緯があってのことですが、このメーカーのDeckLinkもまた、G5の頃からカタリストユーザの間で使用されているカードです。

私があえてDecklinkをすすめなかったのは、10万以上のコストをかけて、どの程度の効果が得られるのか?という点で、もうしばらくActive siliconを待ったほうがいいのでは?と考えていたからですが、この写真のHD extreamは、最近値段が下がって、10万程度で、このパフォーマンスです。

http://www.blackmagic-design.com/jp/products/decklinkhdextreme/

SD/HD-SDI、HDMI、アナログ取り込みができて、2Kフィルムサイズのキャプチャーまで可能です。2系統のSDI入力がある点でも、カタリストのソリューションにはマッチしていると思います。こうしたイノベーション的なデバイスがコンピューターマーケットには誕生します。これを利用しない手はないでしょう。。近いうちに試したいデバイスですね。



オープンソースは中国から広まる?
今朝の新聞に、中国政府が、中国国内で販売するすべてのIT製品に関して、ソースコードを公開しなければ、中国マーケットでの販売ができなくなる制度の実施を決定したという話しがのっていた。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090424-OYT1T00053.htm

世界でも類をみないソースコードの強制開示。本気?と耳を疑うような話。。
これまでにも、数多くの製品がコピーされてきたコピー天国の中国においては、ソフトウェアのソースコード開示など、メーカーにとってありえない話でしょう。

もうコピーされまくり確実です。必ずやコピーしたソースコードが流通することでしょう。
そこまでのリスクを背負って、販売をするのかどうか?各社の動向が気になります。

そして、これは家電製品だけじゃなく、コンソールのような製品も、もしかしてそうなるのかもしれません。ウインドウズエンベデットの製品なんて、大量にあるわけで、こうした製品もきっと対象になるのでしょう。こうなると、中国ではオープンソースで動くものしか使えなくなる。それは逆に見ると、オープンソースのシェア拡大につながるのかもしれません。


すごい数のカタリスト (モスクワ)
expensive.jpg

今年のユーロビジョンではカタリストが使用されるらしい。

http://www.m-m-pr.com/index.php/eurovision-diary/85-april-21

これだけ使うと、さすがに気持ちいい。壮観ですね。
ヨーロッパではカタリストの評価も高い。それもおそらくXL Videoの影響か?

XLVideoがサポートするPaul Weller
09news_05_xlv400.jpg

XLVideoは、本当にカタリストを使用することに積極的だ。

http://www.plsn.com/index.php?option=com_content&task=view&id=4096&

それもそのはず、開発者のリチャードがカスタムソフトで対応するなど、全面協力しており、カタリストも64レイヤーの32ミックスアウトというスペシャルソフトが使用されている。

LEDやプロジェクションなど、XLVideoのような映像のプロフェッショナルカンパニーが映像制御にカタリストを選択しているということは、カタリストのパフォーマンスは、やはり高いということだと思う。


ようやくネットワークコンソールの時代
Chamsys_MQ100_Pro.jpg


長い間続いた舞台照明業界のDMX512は、ようやくネットワークの時代に到達する印象を、強く感じます。個人的には2002年ごろから本格化するのでは?と感じていたのですが、その後のMAlighting FPSのコンソールに見られたネットワーク化の流れは日本国内で普及せず、世界的にもややスローな印象だったと思います。

しかし、今年こそ風向きはイーサネットベースのDMXに傾いています。
その根拠は、アートネットネイティブなデバイスが多数、現れたことにより、アートネットを使ったネットワーク化が可能になること、デジタルライトの普及が進むとともに
PCベースコンソールが、今年のコスト削減の流れの中、注目されることなどから、イーサネットベースの照明制御が普及する可能性は高まったと言えます。

私はいつも気が早いので、すでに2005年くらいから言い続けているので、またか?と言われそうですが、今年こと元年になると思います。
巨大なクモの行進
IMG_0443.jpg

日曜、お休みをして、横浜開港際のイベントを見に行きました。
巨大なクモのロボットが歩く様子をみることができましたが、公道をこうしたイベントで使うことは、あまりないことだと思います。珍しい光景でした。

この巨大なクモは、土台の部分がタイヤで、普通に車です。
実際は、クモの足で歩いているわけではないのですが、おもしろかったです。クモの足だけで歩いたらほんとにエイリアンの世界です。

このやや不気味な装置はフランスの巨大スペクタクルアート劇団「ラ・マシン」によるものだそうだ。
こういう装置を作って、また、これがアートになってしまうあたりが、すごいです。
横浜の開港祭は、500億以上の経済効果があるそうで、横浜市民としては、その効果にあやかりたい。。
空調設備のように地味な。。
gigabitswlumi.jpg

「ネットワークに使うスイッチとかを扱っているんです。」 「あ、でもステージ限定なんですけどね」と言うと、ある人が 「地味だねえ。なんか空調設備の仕事みたい」 (笑)

確かにネットワークスイッチなんて言っても、巨大なシステムを構築するでもなく、またコンシューマー製品として販売するでもない。しかもショー制御のネットワークなどと言うと、地味なインフラ程度しか想像ができないし、それは存在してあたりまえで、機能して普通のように空気のような存在。そういう意味で空調設備みたいなもの。という表現はかなりあたっているかもしれない。

こういう装置を提供することで、一体なにがしたいのか?と問われれば、私が考えるのは、有機的に機能する照明及びショーコントロールのネットワーク環境の提供です。
DMXを出力するコンソールであれば、ネットワークインフラさえあれば、そこにノードを接続して、そのノードを通してDMXをアートネットストリーミングに変換する。DMX<>ARTNet双方向に変換できるということは、どんなメーカーの卓を持ち込んでもそれをネットワークに組み込むことができるということです。
これは照明にとって非常に便利なシステムになります。DMXのユニバース数を考えることなく、入力ノードを足していくことで、柔軟に対応できます。
そして、その出力はネットワークインフラがあれば、単にノードを挿して取り出すだけです。
今では数多くのメーカーが採用するアートネットを使っているため、アートネット対応のコンソールであれば、ノードすらも使わず、アートネットにより、ダイレクトにデバイスを制御できます。なにより、アートネットの場合、サードパーティー製品の組み込みが容易です。 とは言え、例えば、将来、ACNのような次世代のプロトコルが採用される場合でも、これらノードはファームウェアで対応が可能です。
決して1つのシステムで終了してしまうものではないのです。

こうしたショーコントロールの柔軟なシステムの提案、そしてその構築と運用のサポート、使う側に立って、本当に今、求められる機器をセレクトして案内するサービスこそが、私のやっている今の業務だと認識しています。 ( 特殊な制御機器のセレクトショップのようなイメージです )
照明機器を制御するための簡単なシステムを提供し、それがはじめての人でも運用でき、多くの技術者がショープログラムに打ち込める環境を提供したい。と本気でそう考えています。

FOHからStageへ光ファイバーケーブル
srs.jpg

すでに映像の現場では、HD-SDIなどの伝送に光ファイバーが用いられているが、この手のケーブルには、マルチチャンネルの特殊なものがあり、その先端には専用のコネクターのベイが設けられ、そこからSDIなどを取り出すことができる。

lightbox-235.jpg

このように、映像の伝送にはすでにデジタル信号のSDIやDVIを直接トランスポートするシステムなどがあるが、これらは照明などの信号をパケットで送るTCP/IPなどとは異なる。
その点で、映像の現場で言う光ファイバーは、伝送メディアとしての光ファイバーであって、照明の世界で言うネットワークケーブルとしてのファイバーと同じではない。

翻って、照明の世界ではまだ、光ファイバーというと、ヤワなケーブルで、且つ高価なイメージがあるが、すでにタフケーブルで値段も下がっているように思える。これからはFOHとステージを結ぶ照明のバックボーン回線は、距離の問題を考えると、ファイバーにしちゃってもいいのではないか?最近、そう思うし、LEDの業界ではすでに使用している。

そんなとき、Luminex のSRSを使うと、ファイバーの接続が可能で、さらにそのネットワークをリング接続にすることで、万が一回線の切断が起こっても、自動的にバックアップの回線に切り替えるネットワークのリダンダントシステムが構築できます。もしかすると、割と早いタイミングで照明のバックボーン回線は、ファイバーになるかもしれない。




Video Library
webpic.png

会社のウェブページは、予算を削減する目的で、JoomlaというCMSを使用していますが、そのJoomlaのテンプレートにビデオライブラリーのツールを見つけ、今年に入ってから動画コンテンツのサイトにしようと画策したのですが、コンテンツを作る暇もなければ、ネタもなく、更新せぬままになってしまいました。しかもJoomlaまでがVerUpされ、着目した時は、なかなかいい判断だったと自画自賛したいくらいですが、早くもトレンドから遠ざかりつつあるような微妙な空気。。

Joomlaを使ってページを構築したのは2007年の初め頃で、WebのトレンドはこうしたフリーのCMSだ!と意外にJoomlaがまだ目新しい頃だっただけに、少し気分よかったんですが、あれよあれよという間に、Joomlaも市民権を獲て、ふつう~になりましたね。

また、今年のはじめに、カタリストのような映像制御のソフトを扱っているのだから、これからは単なるデータシートではなく、動画だ。と気持ちだけは先行していたんですが。。これも中途半端でした。。

このウェブページの更新作業というのは、売り上げに直結するわけでなく、かなり地味な作業で、また専門外ということもあり、一人ではなかなか難しいものがあります。
かといって、専門家に任せる金もないのです。今やWebというのは重要なメディアですから、更新もまめにしなければいけないんですけどね。
Evica の難しさ
newsevica.jpg


ディスプレイ演出の新しいアイデアとなるEvicaという演出ソリューションは、手書きのイラストや印刷されたパネルにプロジェクターを使って照明効果を与えるアイデアです。
このパネルに商品パッケージ用の箱やバッグを貼り付けておくと、その位置へ映像を調整してテキスチャーのように見せることができます。写真だけ見ているとそういう印刷か又はイラストにしか見えませんが、これはおもしろいことに実際の現場を見ても、一見しただけではそれがプロジェクションによるもので、また、複数の映像コンテンツを再生しているということは気づきにくいのです。
それ故、全体の印象を大きく変化させると、見ている人は驚きます。

「これ、映像かよ。。」 みたいな。

このソリューションを簡単に言い表すと、プロジェクションライティング、又はプロジェクションによるバーチャル印刷と呼べるかもしれません。パネルのイラストや印刷はモノクロのイラスト又は一部だけの印刷でよくて、パネル全体を染めるカラーや、貼り付けた商品パッケージの面などは映像を使って、その位置に照射して見せます。

このソリューションの特異な点は、普通のアスペクトレシオで作られたクイックタイムムービーや、静止画等を自由な形又は位置に、その場で調整可能な点で、これはカタリストというソフトなしでは不可能な手法です。もちろん全体のコンテンツを1つに作って調整していくことは不可能ではないでしょうが、時間的にもコスト的にも無理があると思います。同じく、カスタムで作られた同じような機能のソフトを活用する場合も同様に。。

Evicaは、照射する面の形状や見せ方を工夫することで、アイキャッチのあるディスプレイとなり、デジタルサイネージとして活用できるのではないかと考え、これを1つのパッケージ演出にしようと考えたものですが、発案者はこのソリューションのパートナー企業であるデルタデザインさんです。
デルタさんは、すでにプロジェクターを活用した照明演出を行っていました。そこにカタリストがうまくマッチしたわけです。

ただ、この演出が難しいのは、映像ディレクションを行う上で、カタリストというソフトで可能なこと、不可能なことを理解しておく必要があり、演出内容によっては、それはコンテンツで作ろうとか、それはカタリスト側で対応しようという判断がカタリストを知らないと難しいことです。加えて、映像をただ再生するのではなく、照明のようにシーンをスタックして、これをタイムコードや内部クロックで再生する概念であるため、ショー管理のプログラムも必要です。映像は単なる演出用のパーツにしかすぎません。Evicaは、そのあたりを理解して制作する必要があるのです。 

お問い合わせは、デルタデザインまで

有限会社デルタデザイン
■住所 横浜市港北区新羽町938-605
■電話 045-225-9577
■FAX 045-225-9478





ショー制御機器のネットワーク
2portnode.jpg

99年に行ったアメリカのLDIという展示会では、ETC社がすでにDMXよりも新しいネットワークプロトコルによる照明制御のシステムをデモンストレーションしており、照明制御がイーサネット化されていくことは容易に想像できたが、Net2の仕様が公開されておらず、また照明という限定されたジャンルのものであったために、インパクトがあったかというと個人的にはそうでもなかった。

これに対し、2004年、ロンドンの展示会でLuminexの製品を見たときに、内心、心が躍るような、そして手に汗をかくほどの緊張感を感じたのは、それがアートネットというオープンなプロトコルを採用していたことと、そして、ベルギーの小さなまだ新しい企業が、こうした製品を作っていることに加え、スイッチングHUBという他の業界でも使えるような汎用製品を作っていたことに驚きを覚えると共に、ステージにおけるネットワークシステムは、世界的に普及をはじめたのだ。という事実をそこで認識したからだった。

2004年は、各種のコンソールがネットワークプロトコルを採用した年でもある。
Hog3がDP2000との間でTCP/IPの通信を行う点、GrandMAがすでに発表していたVer5でコンソール同士をネットワークで結び、フルトラックバックアップの動作をする点など、コンソールもまたネットワークを前面に押し出し、これから普及する可能性が高い年でもあった。そんなときに見たアートネットによるDMXディストリビューション。 「 これは、もしかすると。。。」 

しかし、その後に現れたストリーミングACNにより、状況は混沌とし、DMXoverEthernetという手法は枯れて、ACNに一本化するのではないか?と実は2007年のはじめごろは、そう思っていた。
そして私が今の事業をスタートさせた7月から2ヵ月後のロンドンで感じたことは、アートネットによるDMXoverEthernetが続きそうだということだった。

この1~2ヶ月の間でも、状況が読めないくらいに、さまざまな変化があったのが2007年の状況だった。それ以前に関して言えば、まったくアートネットが主流になるなどという証拠はなく、パスポートプロトコル、サンドネット、そしてその先にある未来のACNなど、制御プロトコルに関しては混沌とした状況だったと思う。

結果的に、ストリーミングACNが多くのメーカーで採用されることはなく、DMXoverEthernetの主流はアートネットになっていると今の状況では言えるのではないだろうか?
これは多くのメーカーがDMXを捨てられない現実を表しているとともに、なぜ同じDMXをカプセル化する形となるストリーミングACNを採用しなかったのか?という疑問を残すが、今後の展開はまだわからない。
このコントロールプロトコルに関するシェア争いは、ETCだけでなく、MAライティングも狙っている。
最近は、国内のメーカーも独自プロトコルで自社の製品をつないでいるが、劇場などをメインターゲットにするメーカーの場合、あたりまえの戦略だろう。しかし、結果的にクローズドなシステムで苦労するのはユーザーである。



Luminair Ver1.5 iPhoneで照明制御
luminair15.jpg

iPhone/iPodtouch用のソフトウェア、ルミネアーがアップデートされて1.5になりました。
ルミネアーはwifi経由でアートネットを出力し、アートネットによる照明制御の環境を構築していた場合、iPhoneを使って照明機器をリモート制御できるソフトウェアです。
弊社で販売しているLuminexのノードと組み合わせて、DMXノードの設定をLTPマージにしておくことで、ムービングライトのチェックやリモート、そして照明の回路チェックなど、かなり便利な使い方が考えられます。

今回のバージョンアップでは、これまでの単なるリモート用ソフトではなく、内部にシーンをレコードすることもできるようになりました。
これまで通り、アートネットストリーミングのモニターの他、テスト用のシーンを記録しておいて、これを出力することもできます。まあ、微妙にシーン保存できてもねえ~と思うかもしれませんが、その試みはユニークですし、注目していいのではないかとおもいます。
簡単な展示照明なら、これとまた、LuminexのMK2を使えば、お互いにシーンを記録できるので、卓いらずで照明を再生できるかも。。


http://www.synthe-fx.com/movies/luminairlive

照明と映像のはざま Part2
canadapav.jpg


空調で管理されたパビリオンから外へ出ると、早朝らしい涼感を伴う風が肌にやさしく、昼間に襲う40°に達するだろう過酷な環境をつい忘れさせる。しかし、それでも、すでに強くなりつつある日差しは、このあと容赦ない気温上昇が確実であることを十分に感じさせる。。

2005年当時、愛知で開催された博覧会の会期中、照明のプログラム調整で訪れたものの、作業は朝まで続いた。いまいましい古びたWholeHogとの格闘だった。疲労もあったが、なにより少しその場を離れたい気持ちが強く、外の空気を吸いたかった。

朝露で濡れた樹木と、土の香りを感じながら、ふらふらと歩く。夜明け間もない空気は気持ちいい。
博覧会のテーマは自然との共存だった。つい先ほどまでいたコントロールルームのコンピューターのうなりが耳に残っているものの、外のまばゆい光とひんやりした空気は心地よく、コンピューターに支配された頭は、やや生気を取り戻した気がした。

正直、あまり好きではないHog2のプログラムだった。仕事自体はプログラムという立場だが、実際は照明をデザインしながらのプログラミングであり、部分的には直感的な思いつきで作ったところもあって確かに人に引き継ぐレベルの整理されたプログラムとは言えなかった。
フランス人に嫌みを言われながらも、なんとか引き継ぐことができたときは、安堵感で気分も楽にはなった。しかし、フランス人の嫌みを言い返す気力は失せていた。

日差しはすでに強くなりつつあり、会場のセンターに位置する大きな池の水面が、きらきらと光を反射させ、眩しさに目を細める。あちこちの会場で準備が始まっており、スタッフが慌ただしく走り回っているのが目に入る。ふと、池の端に立ったとき、そういえば誰かが、カナダパビリオンのショーはすごいと話していたことを思い出した。 「せっかくだから、開場したらカナダパビリオンに並んでみようか?」

この頃、幸運なことに、複数のパビリオンに関わる事ができ、あるパビリオンで、はじめてカタリストV3をプログラミングして、念願だったアイコンMの未来に近づいた気になっていた。しかし、やってはみたものの、何か腑に落ちない。 その当時のG5MACのパフォーマンスだけでなく、その演出や使い方そのもの、そしてデジタルライトの設置を一寸の狂いもないようにミリ単位で施工する設備屋さんのやり方についても、舞台とは異なる何か異業種の窮屈さも手伝い、どうしても違和感を感じずにはおれなかった。ただ、それでも、きっと博覧会が終了した後に、デジタルライティングの世界が拡大するのではないか?という漠然とした焦りのようなものを感じていた。 この博覧会が終わる前に行動しないと時代に取り残されるかもしれない。。。

やがて、定刻となり、開門されるとそれまで広く、どこかさみしい印象だった会場の世界は一変した。人気パビリオンに駈けてゆく人々をよけながら、目的のカナダ館についたとき、そこにはすでに列ができていた。

アイコンMで見た夢は、確かにデジタルゴボを搭載したムービングライトの進化だった。
しかし、その未来の先に出来たDL1とCatalystを操作するとき、どうしても違和感を感じてしまう。いや、もっと過剰な期待を持ってしまい、デジタルゴボよりももっとユニークな映像演出をイメージし始めた自分に気づいていた。「ムービングプロジェクターじゃないんだ。 メディアサーバーそのものに、別の可能性があるような気がする。。しかしどう使えばおもしろいんだ」

自問自答しながら、カナダパビリオン内に入ったとき、目に入ってきたのは、いくつものディスプレイ画面が埋め込まれた壁。そこに流れる映像はシングルのコンテンツのときもあるが、すべてがつながりマルチスクリーンになるときもある。そして壁面を覆うカットクロスにも映像がプロジェクションされていて、その映像によって壁面のテキスチャーが変化しているように感じた。 

「スクリーンの枠を越えて広がる感覚」 

先に入った観客が紗幕の向こうで巨大なスクリーンに投影される映像を見ているのがこちらからもわかる。そしてその映像がこぼれてこちらのカットクロスにも映る映像。それは映像を照明として使っているかのような錯覚。明るくて精彩な映像を出力するプロジェクター。それによる照明効果とセットデザインとの融合。。デジタルライトという装置など使わないでも魅せる技術は、メディアサーバーにこそ新しい未来があると感じた瞬間だった。これはテキスチャーを映像で表現しているのか。

やがて順番がきて、紗幕の前にある大きなスクリーンで映画のような美しい映像を見る。その中に映し出されるカナダという大自然と共存する人々の暮らし。大自然が織り成す美しい世界感とそこに生きる人々の幸福に満ちた表情。 美しい。。その完璧に演出された映像とともに、その空間を氷壁や森林の空間へと変化させる映像と照明の融合。。空間に満ちる感動がそこにあった。。

「映像の表現力って、なんて力強いのだろう」

そこにはやがて誕生するカタリストV4で実践することとなる映像演出の形がすべて揃っていた。
映像プロジェクションと照明の境界で生きてみたい。モーションイメージライティング そんなキーワードが自分の頭の中を駆け巡った。パビリオンの外はすでに真夏の日差しが照る昼になっていた。
2005年の夏。。
照明と映像のはざま Part1


"IconM" それは照明の未来にあるテクノロジーだった。
99年、当時のLightingSound &Design が発表したアイコンMが見せる照明効果は、現代のデジタルゴボそのものだった。

世紀末という言葉から連想する混乱や不安感が漂う1999年、私は会社の業務として派遣してもらった海外視察で、はじめてみる舞台照明機器の大規模な展示会に胸を躍らせていた。これがまさか自分のその後に大きなインパクトを与える経験になろうとは、当時はまったく予想すらしなかった。

先に立ち寄ったニューヨークの凍てつく空気とは対照的に、フロリダのオーランドの風は乾いた暖かい南風だった。アメリカで毎年行われるLDIという展示会は、舞台照明/コンサート照明のための機材の展示会である。今ではもうオーランドでの開催はないが、当時はオーランドとラスベガスの2箇所で交互に開催されていた。日本の照明機材輸入販売の業者に加え、舞台照明の各社からも数多くの日本人がやってくる大きなイベントである。

この頃、照明の世界ではムービングライトが毎年、大きな進化を遂げており、その果てしない進化に誰もが夢をはせていた時期だが、ムービングライトが今ほど一般的に使用される時代ではなく、やはりムービングライトというとバリライトとまた日本ではモルフェウスなど専門会社の操る装置だった。

ただ、それでもDMX制御のムービングライトにおける進化は驚異的で、独自のシステムで運用するムービングライト専門会社にも、すでに時代は酷な回答を出そうとする予感は、すでに多くの人の中にあっただろう。

そして、多くの人が、その驚異的な進化を遂げるムービングライトの機能に一喜一憂している時代にあって、アイコンMは、独創的なアイデアでムービングライトの未来をみせたのだった。

この圧倒的な表現力を目の当たりにした私は、映像と照明は必ずクロスオーバーするし、また新しい表現方法が誕生すると確信した。しかし、それがこのようなDLPを搭載したデジタルライトなのか、それともこのすぐ後に誕生するカタリストのような映像制御なのか、まったくのその実態は見えていなかった。

しかし間違いなく表現力を求めた照明のその先に新しいテクノロジーとともに、映像技術の世界があり、これは必ず映像と照明をクロスオーバーさせると確信した瞬間だった。

広島との深い縁
懐かしい話ですが、私がはじめてコンサートツアーの仕事をしたときの、ツアー最初の地が広島でした。当時まだ新人だった私は、この地で仕込みの段取りや、機材について、厳しい洗礼を現地照明さんから受けた苦い記憶があります。まるでだめだとまで言われ、その悔しさがバネとなり、なんとかして認められたいというモチベーションになりました。

そしてその後、しばらく演劇関連の仕事が続いたものの、またなぜか、自分にとってははじめての大規模な野外コンサートの仕込みで、いい刺激をくれたのも広島の照明さんであり、このときの経験が今でも非常にいい影響を自分に与えていると思います。

この広島という地との不思議なつながりは、これで終わらず、さらにその後、私は広島に、セミナー講師で呼ばれることとなり、これが私にとって、はじめて単独で行ったセミナーとなります。しかも、そのセミナーの影響もあってか、カタリストを最初に買ってくれたのも広島となり、いやはや深い縁となりました。どうやら、私にとって広島という地は特別な場所になりそうです。。
実は、この縁は今もまだ切れることなく、おもしろいことに、うちで扱うLuminex製品のデビューにもつながりを持つことになるのです。

ようやく、評価されはじめたLuminexのネットワークシステムは、あるコンサートで稼動することとなり、今回、アートネットによるネットワークシステムを組んだ日本では最初の例として、広島でツアーをスタートすることになるようです。これもきっと縁なんでしょう。 広島は特別な街じゃけん。。

catalystを使ったシリアルトリガー
nport6150.jpg

ようやくカタリストのこの機能を使う人が現れたか。とうれしくなることがありました。
カタリストのカスタムシリアルトリガーでプロジェクターのシャッター制御をするという話を聞きました。
写真はモクサのNポートという製品ですが、イーサネット経由でカタリストが出すRS232のシグナルを受けることが可能です。これにより、CongoのDMXレベルでプロジェクターのシャッターがリモートできるようになります。

CongoはDMXでカタリストをリモートしますが、この場合、単に映像を出力するというより、カタリストの変化は、マルチスクリーン及びカーブドスクリーンなどに対し、映像照射のポジションやスケール、ディゾルブのスピード、エフェクトパターンなど、より演出要素の強い使い方になります。
そしてそのショー管理をCongoで行うわけです。

そうなると、もちろん暗転などの際にプロジェクターのシャッターは閉じたいし、暗転の中から明かりが入って、シャッターオープンなどに至る場合、別の装置でシャッターコントロールとかではなく、コンゴのGoキー1つでシャッターが開いてレイヤーのインテンシティーが3秒でアップというような流れの中でシャッターを制御したいものです。

カタリストのシリアルトリガーは、こうしたショー演出の流れの中にプロジェクターのシャッターを取り込み、コンゴでの一元管理を可能にするのです。
映像会社が、そこまでコンゴとカタリストを使いこなしてくれるなら、もしかすると映像業界にも、コントロール用のネットワークシステムはありかもしれません。





CapturePolar forMAC


先月のETCセミナーで使用されたシミュレーションソフトは、スウェーデンのCaptureというソフトですが、このCaptureの最新ソフトPolarがMACOSに対応しました。
これにより、ステージ業界としては、初のMACOSとWindows両プラットフォームで動作するシミュレーションソフトの誕生ということになります。

このソフトのすばらしい点は、ETC社のNET3、いわゆるACNにネイティブ対応するほか、アートネットなどの各種フリーのネットワークプロトコルにも対応しており、Cat5/6、1本でコンソールと接続できる点と、また動作が軽快でありながら、その描画の出来は、映像を見ればわかるとおり、影の表現など、かなりリアリティーにあふれている点です。値段も安く、各種のコンソールを使う技量のある人なら、これはお買い得になるソフトウェアです。






Luminex定価表

昨年の異常なほどの円高は沈静化し、ここにきて円安方向に戻る傾向にあります。
昨日、Luminexの定価表をアップしました。昨年の前半に戻った印象ですが、これは定価として、販売価格については個々にお打ち合わせの上、決定していきたいと思います。
Luminexシステム導入を検討されている方は、ご相談ください。


光は進化を続ける
imagerobin3.jpg

照明演出の世界における時代の転換点は、これまでにも数多くあった。
しかし、もっとも大きな変化を起こすだろう "光源 、調光システム、制御プロトコル " という3つの要素が同時に変化する今は、もっとも大きな波を引き起こすというのが、以前からの私の考えである。
これらは照明制御の基本的な要素だからだ。

特にこの中の光源については、すでに誰もが記憶するとおり、90年代後半に登場したLEDによるカラーミキシングの照明がある。LEDはこの10年の間に、広く普及し、イノベーションのほどを見せ付けた。そして今は照射する明かりとしての照明へと進化を続けている。ハロゲンランプやタングステンランプのような光の変換効率が悪い照明は、環境問題の影響もあり、やがて過去のものになるだろう。

そしてもう1つ、高効率のランプという点では、HID系の放電管もまた、ムービングライトの普及にともなっていまや、コンサート照明の中心的な光源であり、個人的にはやがてさらなる効率を求めるならセラミックメタルハライドランプに軍配が上がるのではないかと考えていた。

しかし、チェコのロビーショーライティングが、フランクフルトの展示会で披露したのは、まったくノーマークだった更に新しい光源だった。
ロビーの新しいムービングライトRobinは、プラズマランプソースを使ったムービングライトである。18000ルーメン~2万程度であれば、700wのショートアークより明るい感じだろうか?それに加え、カラーレンダリングインデックスいわゆる演色性は94Ra とのこと。これが正しければセラミックメタハラ並みに美しい明かりである。おまけに、ランプの寿命は1万時間という夢のような光源である。

Robe show lighting

照明演出の世界は、まだイノベーションを起こす力をもっているようだ。そしていまだ、その輝かしい光を失うことはない。

MACPROのグラフィックカード選択
radeon4870.jpg

しばらくの間、照明のネットワークシステムの話しが続いていましたが、それは、そのまま今の自分の仕事が影響しており、ここにきてようやく、そこから離れたので、しばらくぶりにカタリストの話です。
すでにこのブログでも書いたとおり、MACのアーキテクチャーが刷新されました。
グラフィックカードは誰が見ても、ATI Radeon HD 4870 です。失礼だが、われわれの世界では、NVIDIA GeForce GT 120 という選択はありえない。
とうとうグラフィックメモリーも GDDR5の時代になります。これでカタリストも大幅なパフォーマンスアップだと、喜びをかみしめて油断していたところ、ふとあることに気づきました。「このカードDVIが1個しかない。あの小さいのはミニディスプレイポートか?」

正直、Radeon4870にはDVI2ポートのものもあり、きっと選べるんだろうなと勝手に解釈してたのですが、アップルジャパンに連絡したところ、選択肢はこれだけ。しかも以前のMACに使っていたグラフィックカードは使えないと言う。(使えるかもしれないけど、保障できない)
前回のときもそうだったが、アップルのグラフィックカードの選択については、いつも悩ましい。。なんでこういう選択肢しか用意されないんだろう。

そしてまたマトロックスのTH2Gが使えるかどうかは不明です。(問い合わせ中ですが。。)
あの圧倒的なパフォーマンスに、感動してしまい、こうした基本的な点をチェックしていなかったのは痛かったです。
前回のハードウェア変更のときのように、後から新しい選択が増えることを期待しつつ、4870でTH2Gが使える事を祈るばかりです




DMXのフレーバー
アートネットのようなネットワークプロトコルを扱っていても、いまだにDMXのフレーバー問題に直面することがある。それは、リフレッシュレートの問題だったり、ブレイクタイムの問題であったりもしますが、イーサネットの時代とはいえ、中身はいまだに90年代に作られた中途半端なプロトコルのままであるわけで、たまにくせのある機材と接続すると、そんなことが起こったりして思うのです。

「全部、ACNにならないかなあ~」

DMXをオーバーイーサするための製品を販売していながら、言うのもなんですが、最終的にはACNみたいなプロトコルに移行すべきだと思いますね。しかし、まだまだ遠いようです。。

copyright © 2020 Show Technology 1 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.