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Show Technology 1 2009年09月
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Show Technology 1
旧 演出照明/映像制御 / MileruntechBlog 2008~2011まで
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PLASAで見つけた便利な製品
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ETCブースのそばにあったPharosで見つけたユニークな製品
DVIで受けた映像の解像度を自由に調整して出力するというもの。どんな解像度の映像も、この小さなインターフェースを通して出力する際には、コンピューターで指定した解像度に調整して出力することができる。大きな製品を使用しなくても手軽に縦横のピクセル数を調整して出力できます。
装置とコンピューターはUSBで接続します。

映像業界的には、スケーラーが小さくなったものというだけで、興味はわかないかもしれませんが、非常に手軽な製品なので、1つあると何かに使えるかもしれません。手軽さで言えば、とてもおもしろいものだと思いませんか?電飾さんなんかは、あると重宝しますね。

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パリの街から
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 はじめてパリに行ってきました。ロンドンからユーロスターで2時間ほど走ると、すぐにパリです。
フランスに行く機会はあまりないので、いい旅になりましたが、観光は1時間、基本的にはMedialonを訪問して、簡単な説明を受けるのが目的です。

最近、ある映像さんに言われて思い出したのですが、Medialonは、確かに愛知の博覧会で動いてましたね。ああ、そういえば。。と思い出したのですが、あの頃のイメージは止まってばかりでいい印象がなく、簡単にできることをあえて複雑にしてるような感じでした。
しかし、今年に私が注目したのは、シンプルな1Uサイズのスタンドアローンコントローラーで、市販のコンピューターを使う必要のないシステムです。もちろん、あの頃にあったショーコントロールソフトウェアは、進化してV5になりましたが、市販のコンピューターではなく、カスタムチューンしたオリジナルハードウェアを用意するようになりました。 (市販のコンピューターだといろいろ問題ありますからね) 

基本的に、Medialonはソフトウェアの会社なので、設計だけして、ハードは外部の会社に依頼するのですが、自分のブランドのハードを用意したほうが確かに問題解決も早いでしょう。
Medialonのよい点は、非常に多様な製品の制御ができることで、そのために通信プロトコルも数多くの種類が備わっています。MIDI出力もできるので、カタリストの制御なんかにもぴったりです。
タイムライン上に配置して時間制御もできるし、またタッチスクリーンを用意して、リモート制御もできます。その際の画面デザインもできるので、自動制御のスマートなシステムが構築できますね。

今回は簡単なレクチャーとMedialon社のスタッフとの挨拶だけで、あまり深い話はできなかったけれど、次回は泊まりで行って、トレーニングを受けたいと思ってます。
来年の照明コントロールの台風の目になるソフトウェア
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また、ロンドンネタです。

ずいぶんと前から、CLARITYのことは某メーカーのY氏に教えてもらい、知っていた。
例のFPSのメンバーが作っているという話で、最初の印象ではVistaのようなタイムライン系だと思っていた。そのうち、形となって現れるだろうと、思っていたが、LSCを選択するとはね。。
CLARITYは、非常によくできたソフトウェアベースのコンソールで、LSCのハードウェアは単にウイングとして使用するだけ。プログラム操作は、すべてマウスを使ったシンプルなオペレーションで、タイムを打ち込んでオフセットをかけるといったものではなく、グラフィカルにタイムラインのような帯の上でマウスを操作する点で、とてもVistaぽい印象を与えるが、キューレコードの考え方は今まで通りのキューリストにキューがスタックするベーシックなもの。

デモオペレーションを見ていると、なかなか溜め息ものの簡単操作と、ユニークなプログラムスタイル
最近のコンソールの中では、かなりヒットしそうな予感。 特にソフトベースのコンソールの人気が上がっている昨今では、注目度はかなり高いソフト。まさしくMagicQの対抗馬になる。来年は照明業界をにぎわすソフトになりそうです。



広がるRDMの輪
RDM 1000284

写真は、今回のPLASA訪問でお世話になったESTAのRDMでデモンストレーションブース。
学者のようなコンサルタントPeter willis氏に、詳しくDMXとRDMについて教えてもらった。

日本ではまだRDMが広がる印象が薄いが、こちらで見る限り、これからネットワークシステムとともに、RDMは再復活しそうな印象を受けた。 今では多くの製品がDMXに加えRDMに対応をはじめている。
ESTAでも、こうしてRDM専用のブースを構えて、デモをしているということは、RDMはレガシーテクノロジーではなく、これからのプロトコルになるのかもしれない。
光ファイバーの接続
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光ファイバーの接続点は、非常にシビアなもので、ファイバーの接続位置で、少し角度が変ると、それだけでデータロスが起こる。その接続ポイントで、まっすぐにファイバー同士を接続し、少しのずれも起こさせないで、ケーブルの扱いを容易にするのが、ノイトリックのオプティカルコンだ。

劇場の設備などでは、一度設置したファイバーの接続点が動く事はないが、仮設などではもっと自由な扱いが必用になる。その点でこのオプティカルコンは必須のコネクターになると思う。

これまで、光ファイバーの幹線から、SCコネクターに変換する箇所で、そこまでシビアなケーブルの扱いが必用だという知識がなかったのだが、どうやらそういうものらしい。。そういえば仮設では、こういうコネクター同士の接続でしか、光ファイバーを使用しないですね
変化するDMX512の環境
DMX512という照明を制御する規格は、誕生してからすでに20年が経つが、元々ファジーなパラメーターレンジのせいで、接続する機器によって未だに相性問題がある。

これは誕生した頃からつきまとう嫌な問題だ。つまりこの問題は、何年経っても変わらないということなのかもしれないが、いや実は最近は、DMXにも512Aという新しい規格があり、さらにこれには年代で、バージョンがあるのだということがわかった。(昨日、ここロンドンでESTAに聞いて理解しました)

基本的に、これらには、大きな変化はないのですが、DMXを取り巻く環境はやはり大きく変化していて、例えば日本の人ならDMXは0v~5vの範囲のデジタル信号だと思っていると、最近は3.3vのDMXトランスミッタードライバーも増えているそうで、Highが必ず5vにならないこともあるそうな。。実は重要なことは2番と3番のピンの間のレベル差で、これが規定の範囲に収まっていれば問題ないのだとESTAのコンサルタントは言う。

そしてRDMというプロトコルのせいで、ブレイクタイム前がHIGHでもLowでもない中間のフローティングに入ることもあるのだと聞くと、いかにDMXがわれわれの知らないレベルで微妙に変化しているかがわかる。おそらく日本の場合、90年で時間がストップしているだろう。 

PLASA 1日目
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毎年、恒例のロンドンで開催中の照明、音響機器の展示会に、今年も来ることができた。
この記事も今、ロンドンで書いています。
1年ぶりのロンドンですが、不況の風はもちろんPLASA内の客数や展示ブースの数にも表れているものの、やはりおもしろい機材がそろうのが、この展示会です。

弊社取り扱いのLuminex社も、驚異的な進化を遂げたLuminetモニター2を展示しており、これまで以上にノードの管理がしやすくなるようです。その、すぐそばにはESTAのブースもあり、Luminexのような新しいネットワーク企業の躍進とともに、DMXも古い1990から、DMX512A/RDMの時代にあるのだと実感していますが、さらに時代は照明機器のネットワークへと進むようです。日本はやはり遅れているんだ。


LFG4いいじゃん
 コンポジットの入力なんて、汚くて使えないだろう。。なんて思っていたものの、最近、購入したLFG4に入れたカメラ入力見てると、それほど悪く感じない。いや、レイテンシーがほとんどなくて、いいんじゃない?と思えてしまう。

カタリストが以前から対応しているLFG4は1枚で4入力が可能なボードですが、4入力同時に出力して見てると、そのレイテンシーの少なさに驚く。 ほとんど遅れがない
それにコンポジットをばかにするけど、確かにHDとは比較できないけれど、見れないほど悪い映像じゃない。監視カメラのようなものじゃなく、普通のテレビの映像レベル。 VHSのビデオ映像とか?

これで8入力なら悪くないですよね。 ちょっとLFG4見直した。。

完璧なネットワークシステム
 巨大な劇場で動き出したネットワークシステムは完璧な動きをしている。確かに不安を抱く人もいるかもしれないが、現在の状況を観察すると、何の問題もない。それは完璧なDMX分配システムとして機能している。

何度か経験したノードの停止状態は、すべて予期せぬ箇所にあるスイッチでループが起こり、引き起こされるブロードキャストストームによるものだった。
正直な話し、今回のネットワークシステムは、完璧な打ち合わせをせずに既存のシステムにメスを入れる形となった。それ故、思わぬところにハブが転がっていて、実は4つのシングルポートがハブにすべて入った状態にあるとか、スイッチとスイッチを結ぶときにすでに1本つながっているのに、そこへ追加で1本つなげてしまった。または、別の箇所で作業中に、結線を切り離した際、その接続先の箇所でも同じく結線変更をしていた。という一言で,通常は起こりえない作業をしている際に発生している。こういう問題は、普通のオペレーションでは発生しない。

それよりも反応速度の早さとか、ユニバースを自由に配置することが可能なシステムの汎用性について、もっと驚きをもって感じてもよいように思うのだが、なにしろ相性問題その他で、信頼を失った経緯もあって、強く言えないのは残念

トラブルシューティングの罠
 製品に対して自信のない状態で挑むと、やがてトラブルが発生したときに、問題はこれかもしれないと、疑惑を深めてしまう。それが迷宮への入り口とは知らず、いつしか混乱の中へと埋没していく。

照明制御信号などのトラブルシューティングは、上流からが基本だ。コンソールから出力される信号が問題ないか?そして次に接続された装置は問題ないか_?順を追ってたどるべきだ。
そして、トラブルシューティングの基本は、状況を観察することが重要だと言われる。

今、起きていることと正常な状態の比較。

こうした基本的なセオリーを完全に忘れた状態に陥ってしまい、私はある現場で迷走した上に、多くの人に迷惑をかけてしまった。そして自分自身で自分の信用を失う結果になったのです。
実は、基本的な原因は、それほど多くない。今回も実はDMX信号の相性の問題というただこの1点につきるものを、未知なるソフトのニューバージョンということで、もしかしたら、これが原因かもしれない。と疑いをもってしまう。これは自分の自信のなさからくるものだ。そして、型式、さらにはソフトの機能などに原因を求めようとしてしまった。 

こうした過ちは二度と繰り返したくないが、失われた信用などは、なかなか戻らないものだ。
ネットワークの時代にあって、まさか20年前のDMXによる相性問題に苦しめられるとは。。。

照明コントロールシステムの新時代
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新国立劇場でアートネットを使用したDMXディストリビューションシステムが動き出した。
ヨーロッパの劇場では、すでにADBがアートネットのシステムを運用して長いが、日本では初のシステムで、フランスのオペラ座と同様、光ファイバーによるL2スイッチのリング接続によるネットワークバックアップシステム運用である。光ファイバーによるバックボーン回線のリング接続は、世界的にもまだまだ少ない。完成したときは、本当に感動した。
 長い間、夢見た本当に合理的で且つ、さまざまなメーカーの機器を組み込むことが可能な汎用性を備えたネットワークシステムだ。システムは、今息吹はじめた。

DMXの反応速度は非常によく、各ノードのレスポンス速度もほぼ0msで反応を返す。L2スイッチによる遅れはほとんどないと言っていい。
今回はリング状にあるバックアップパスの位置を全体のスイッチのちょうど中間に設定し、調整室から両方向へ均等に信号が流れるようになっているが、バックアップパスを調整室にあるスイッチに適用しても、状況は変化ない。

このシステムではDMXをノードに入力してアートネットとして動かすこともできるし、アートネットネイティブなコンソールはダイレクトにスイッチにつないで、システムを動かすことが可能。どの場合でも運用が可能である点が秀逸だと思う。

このシステムを理解し、運用することを決断した方、舞台照明技術者の方々、そして工事関連の方々に心から感謝したいです。ようやく日本の舞台照明システムが、オープンなネットワークシステムで動き出した。




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