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Show Technology 1 2011年01月
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Show Technology 1
旧 演出照明/映像制御 / MileruntechBlog 2008~2011まで
コンゴのマニュアルをアップロード
 以前からCongoをお使いの映像さんからマニュアルの続きを作ってほしいと言われていて、作ろうと思い立ったものの、途中まで作っておきながら、ずるずると時間だけ過ぎてきてしまった点は申し訳ないと思います。

正直、照明卓についているマニュアルなんて照明さんも読まないものだし、映像さんにとってはまったく理解できないものだろうから、やはり特別なやつを作る必要があろうとは思っている次第です。

そんなわけで、とりあえずパート2まで作りましたので、ダウンロードして読んでいただければと思います。

マニュアルのダウンロードページ

しかしながら、すでにコンゴを使っている人のほうが、もう先へ進んでいて、このマニュアルじゃ物足りないのではないかと思うのです。どうもすみません。これらはあくまで新人教育等にお使いください。一応、気持ちとしてはパート3まで作るつもりでおります。特にフェーダーウイングの機能とかを対象にして。。


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高機能なスイッチとネットワークとステージの関係
 知り合いからあるネットワークシステムで障害が発生しており、調査をして欲しいという依頼が入り、弊社の井上が出張することになった。彼は元々SE/Sierの仕事が専門で、ネットワークシステムの設計や障害復旧、運用のサポートなどの仕事を長年やってきた。今回の件では若干、「昔の仕事に戻ったよ」という多少の気持ちの萎えはあったものの、仕事は無事に終わり、おまけに今後は音響のシステム方面でも活躍することになるかもしれない。結果的にはいいことじゃないか。うちの業務にネットワークシステムの障害対応とか入れるか?

 さて、この話から感じることは、ステージ分野においては、高機能なスイッチが災いとなることがあるということで、われわれはさらに舞台向けのいい製品とサポートをしていかなければと気持ちを新たにするのです。

今回の例では光ファイバーのポートをもつ普通のスマートスイッチのようで、ラピッドスパニングツリーやVLANの設定に加え1つL3スイッチなどもあり、VLANで切った複数のネットワークをL3でブリッジしていたりと、多少複雑ではあったものの、おそらくそれが必要であったからで決して間違いではないのだが、システムはシンプルが一番だ。それなのに、照明の簡単なネットワークにも、えらく高価で高機能なL3スイッチをレコメンドする人がいるようだと聞くと、それは話を難しくしすぎだと思うのである。

 例えば、そういうスイッチを使ってシステムを組んだ時、何かトラブルが発生した場合、その障害対策に時間がかかることと障害発見と復旧を専門とする人でもなければ、なかなか問題箇所を特定しにくいものだということを理解すべきだと思う。そしてそのスイッチを購入したメーカーに問い合わせても、メーカーが対応できる範囲にも限度がある。こちらからすべてのスイッチのログをとって、設定などを含めて、何か不備がないかを確認してもらうといった作業になるが、こうしたネットワークの専門知識がどこまでユーザーにあるだろうか?加えてトラブルを解決するための時間的コストもばかにならない。ステージでこんなことがありえるだろうか?おそらく舞台にはそんな時間はないのである。

 まあそれでも今回のようにルーターを使用したブリッジやスパニングツリーの構築などが場合によっては必要になることもあるかもしれない。できればそういう時にも、うちのLuminexが対応できればと思うのだが。。それができない今は、こうしたサポート業務を行うことでみなさんの期待に応えて行きたいと思う。




最新のハードウェアに触れる
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 最新CongoJrの出荷準備中です。カタリストのデモデータを入れたり、その他いくつかの機能チェックなど。
昨年、久しぶりに照明とカタリストを同時制御したら、ちょっと痛い目にあったけれど、このCongoとはもう長い付き合いになった。会社の設立時に購入したのが最初だけれど、それ以前に大きいほうのCongoでイベントの照明をやったりもした。

 確かに昨年は慣れない現場でちょっと「あたふた」したけれど、主張は変わらずで、メディアサーバーにはよくできたコントローラーだと思う。いろいろ変更して欲しいこともあるけれど、照明卓の概念を理解せずとも、使えるという点では、映像さんにとってやさしいコンソールなのではないだろうか?

今ではこれを使いこなせる映像さんも増えているようだし、(まあ1社か2社の話なんですがね)DMXコントローラーに対する壁はかなり下がったととらえるべきじゃないかな?

 さて、この新しいコンソールをいろいろ触っていると気づくのが、以前のCongoJrよりなんだかきびきびしているということ。聞くところによるともうハードウェアも大きく変わり、あたらしくなっているそうな。。これがコンピューターの世界だよね。ハードの進化は驚異的な速度で変化していき、それまでのハードウェアがすぐに陳腐化していく。コンソールだから大きな違いは出ないけど、メディアサーバーだと影響大ですけどね。





光源が変わっていく時代
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 昨日、「今はこの展示会が熱いから見ておいた方がいい」というお誘いを受けて、次世代照明の展示会に行ってきました。いつも制御することに夢中で光源そのものにはあまり興味がなかったこともあって、こんなに盛り上がっているとは知らず、勉強になりました。

会場を一回りして言えることは、これからは工場などにある放電管の照明も、街路灯も屋内の蛍光灯もすべてLEDになるんだなという印象でした。LEDとは思えないほどに明るいサーチライトのようなものまでありました。それに蛍光管型のものやランプの形など、いろいろな形のまた色温度の製品があるので、今ある光源が完全にLEDに置き換わるのはそう遠い話じゃないんだなとあらためて、その勢いに驚きます。今ある光源が新光源に置き換わるというかなり大きな変化の境にあって、世界中の関係者が熱くなるのはよくわかりますね。

舞台照明機器関連の方もちらほらいて、照明を扱う人は照明に関するものに関して幅広く研究と商売のネタ探しをしているもんなんだなということも思いました。自分ももう少し光源とかに興味をもったほうがいいのかな?

さて、そんな展示会の中で私が以前から興味ある分野が有機ELの技術で、うすっぺらい板のようなシートのような形状の面光源。以前からあったけれどまだ明るさが足らず、もう少し時間が必要なのかと思っていたけれど、もうかなり明るくなっていて、この分野もこれから発展するだろうなと期待をしています。




混乱するサブネットとユニバース
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 さすがETCもMAも最近のコンソールはArtnetに制限などはなく、ハードウェアが許す範囲で自由に出力できるようになった。写真はMA2の画面ですが、ArtnetもsACNも、Net2も簡単設定で、必要な数を入力するだけのようでした。違ってたらごめんなさいです。

このアートネットへの制限のようなものはソフトウェアベースの場合は存在するようですが、Compuliteも実機となるコンソールには制限などはないようです。そしてRoadHogフルボアなども同様に。。そんな中、EosでLuminexのノードが使えないという話があって、弊社井上が見に行ったようですが、そんなことはなく、単にユニバースの違いだけで、またアートネット用の2から始まるネットワークIDが設定されてなかったというような簡単なことだったようです。

ETCのコンソールは本来、どんなプロトコルに対してもユーザーフレンドリーなところがあり、Congoなどはアートネットを有効にするだけでそれこそすぐにすべてのアートネットユニバースが出力する。現在あるほぼすべてのメディアサーバーやデジタルライトがアートネット対応であることを鑑みると、これがあたりまえだと思う。それがEosに限ってアートネットが出ないなどというわけがなく、やはり簡単にアートネットは出力された。

 アートネットの問題はそれがDMXのようにフリーであるが故に各社それぞれの仕様で作られており、もっとも混乱するのがアートネットユニバースの表示と扱いだ。EosやCompuliteはArtnetの中のDMXユニバース(アートネットのUniversと書かれた番号のことじゃなくて、512ch単位のアートネットDMXユニバースのこと)が個別にオンにできるわけではなく、16ユニバース単位でオンにするような仕様である。これはアートネットのサブネット(コンピューターの世界でいうサブネットマスクじゃなく、アートネットDMXユニバースを定義する際のサブネット番号)にしか、数字を指定できなくて、その下の桁の数字を指定できないため、8ユニバースしか使う予定がなくても、16ユニバースまるまる押さえてしまう

 このユニバースの概念がそもそも混乱の元なのだ。アートネットでは、DMXの512chをひとくくりとするDMXユニバースを表す時、サブネット番号(16進数の16の桁)とUniversという1桁の番号を組み合わせて表示する。例えば、1:2という場合、これはサブネット番号(16の桁)が1でUniversという1の桁が2だよという具合。コンソールによってはこれでDMXユニバースを表現する場合もあれば、いわゆる通し番号で表示する場合もある。その場合、この1:2はどうなるかというと、1×16+1×2で18というDMXユニバースになる。これに加え、0:0の場合は、ゼロDMXユニバースと表現するコンソールもあれば、これをゼロじゃなく1で表現する場合もある。

で、先のサブネット番号しか指定できないコンソールの場合、16の桁の数字しか変更できないため、0と指定した時、それは0ユニバースから15ユニバースまでの16ユニバースを使うと宣言していることとなり、その下のUniversで16本のユニバースのうち1本を指定することができないということなのだ。
いやはや。。溜め息がでそうですね。




Webの価値は相対的に下がった
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フォーラム作りに続きサイト構築の話です。
会社を設立したとき、もっとも安価で大きな宣伝効果はウェブだと思い、まずはウェブページを作ろうと思いました。そして更新の容易さやトータルデザインの観点から当時はちょっと珍しかったCMSのJoomlaを選んだんです。その際、自分で作るものだから、いろいろ工夫したくなるわけで、Ajaxなどを駆使してかっこよくしたいと思ったのですが、自分が他のページを見る時というのは、情報を早く表示したいだけで、余計な演出に力を入れるより表示はシンプルでダウンロードコンテンツを増やしたほうがいいと判断し、今のようなページにした覚えがあります。、

 さて、あれから5年ほど経ち、今の現状を見ていると、なんだかWebページの存在価値ってブログやソーシャルネットワークの影響で下がっているように思うのですがどうでしょうか?Webページで派手な仕掛けや演出は、無駄になってきて、そこにお金を使うよりもソーシャルネットワークでの宣伝方法のほうが重要になっていて、Webページそのものの効果は相対的に低下しているように思うのです。

ブログが流行ったときも確かそういう声があったように思いますが、今度の波はブログさえも古いものにして、個人が個々でつながるネットワークが主体となり、また動画投稿サイトなどのメディアが誕生すると、ほとんどの人は昔みたいにウェブサーフィン(古い!)しないし、サイトはきっと作っても埋もれて見えなくなってしまう。
そういう意味ではこれから会社のサイトのための入り口はソーシャルネットワークや動画投稿サイトなどのメディアでの露出に注力すべきなんだろうと思う。


Webフォーラム作り
forum design

 製品のサポートフォーラムとしてPHPBBを使った板をつくったのは、それまでフリーで公開されるCGIのツールなんかを使い、フォーラムを作っていたものの、なんだか素人くさいというか昔のBBSみたいな印象から抜けきれなくて、もうちっとプロぽいものをということでPHPBBを選びました。

 それから4年くらい経ちましたが、そのPHPBBもバージョンが上がり、うちのサイトも古くさくなってきたので、バージョンアップしなければと重い腰を上げることにしました。いや何より大きな動機は大量のジャンクなメンバー登録が増えたことで、ボードのケアが大変になってきたことなのです。

(ウェブ関連の仕事は、なぜか私の役目なので自分で作ります。いつかWebに詳しい社員やアルバイト求む!)

 でもいまさら板ですか?と自分も思うんですが、他にいいアイデアもないし、フォーラムがもっとも簡単にサポートとして機能するのではないかと思います。作り方は簡単です。MySQLなどが稼働するレンタルサーバーでデータベースを1つ作り、PHPBBのデータフルセットをサーバーにアップロード、Config内で作ったデータベースを指定したりすればあっという間に完成です。ということで、フォーラムサイトを新たに作成しているので、写真はそのフェイスです。(残念ながら以前のフォーラムをバージョンアップするのは面倒なので諦めました)
でも、ほんといまさら板?ですよねえ~


Windows EmbeddedのタッチスクリーンPC
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24時間の稼働を想定すると、制御用のコンピューターはやっぱり制御向けに作られたもので、OSはエンベデッドが安心です。ということで、Medialonを使ったある演出制御にタッチスクリーンのコンピューターを購入。

OSがエンベデッドでも、Medialon関連のソフトは問題なく動くので、パネルソフトウェアをインストールしてフルスクリーンで表示させます。素っ気ないデザインなので、壁に埋め込めば専用に作られたインターフェースのような印象になります。完成したらマイルランテックシールをこっそり張っちゃおうかと思ってるのです。

このプログラムは、最近、もっぱらネットワークエンジニアの仕事よりも制御用のプログラマー化している井上が制作。スクリーンロックのスイッチを押すと、パスワード入力画面が表示され、勝手に触れないようなセキュリティー機能も作ってあり、そういう点にもさすが、ぬかりない。いい仕事してます。



MIDIの汎用性
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 本日1月5日からマイルランテックは仕事はじめになりました。みなさん今年もよろしくお願いします。
さて新年最初の記事は、MIDIについてです。

昨年、自社製品の宣伝は避けると言いながら、弊社取り扱い品に関する話になってしまいますが、安価な製品なので、販売が主目的でなく、さまざまなシーンで活用できるかな?という提案です。おんなじだと言われればそうなんですが。。

 昔からコンピューターとMIDIの相性は非常にいいです。MIDIは古いプロトコルかもしれないけれど、すでに数多くのソフトウェアがMIDIプロトコルで制御でき、安価に各種のインターフェースが手に入るため、その汎用性が魅力です。音楽関連のソフトの多くはMIDIによる制御が可能だし、オーディオサーバー等の機器、そしてDMXレコーダーや照明コントローラーも同様にでです。ただMIDIノート、コントロールチェンジ等、従来の音を扱うためにあるMIDI本来のコマンドに対応していることと、エクスクルーシブメッセージとなる拡張コマンドの部類(ミディーショーコントロール)は区別しなければならないと思います。

ここで紹介するのは、Lividのミディー製品。昨年、弊社で取り扱いを決定した商品です。USBケーブル1本でMACともWindowsともつながり、ドライバーも必要なくUSB経由でMIDIコマンドをコンピューターに送ることができます。この電源ケーブルいらずのUSBのみというのがすごく素敵です。そしてまた、普通のMIDI端子も備えているので、USBケーブルでPCから電源をとりつつ、他の異なる機器にMIDIコマンドを送ることができます。MIDIコマンドはMAC、Windowsそれぞれにフリーのエディターソフトがあり、自由にプログラムすることができます。これも素敵だと思います。

 写真のOHM64という製品はVJやDJ系のソフトウェア向けのデザインですが、(用途もその手のものが中心でしょう)スイッチパネルのみのBlockやダイヤル中心に構成されたCodeなどの別機種があります。これらを使うと例えば、Catalystのプリセット制御を簡単な設定でトリガーすることができたり、またArkaosなどのMIDI対応VJソフトを外部から制御できたりします。これはソフトウェアのコンソール的使い方です。ちなみにカタリストも8本までのFaderならベリンガーと同じ設定で使う事ができます。手軽で何かいろいろなシーンに使えるコンソールになるのではないでしょうか? きっとMIDIですから他にもユニークな使い方が見つかるかもしれません。何か思いついたらまたご報告しようかと思います。





2011年のはじまりに
 2011年のはじまりとなりました。新年あけましておめでとうございます。振り返ると、映像と照明に劇的な変化の時代がきたと感じ、照明と映像分野に交わる技術を提供することで、数多くのお客様方の賛同を得て、なんとか3年を乗り切り、4年目の前半を終了した2010年でした。皆様のご支援に感謝申し上げます。

この数年、私は時代が驚異的な速度で移り変わり、社会の変化が非常に激しいことを実感しています。そんな中にあってショーエンターテイメントという人に驚きや感動を与える技術の世界にいる自分たちは、常にその変化に対応し、新しい技術や時代のトレンドに敏感であり続けるべきだと考えています。

マイルランテックの名前は、長距離走のようにマイペースで長く走り続けていこうという想いと、またモーションイメージライティング&ショーコントロール環境とその運用テクノロジーという意味からきています。
私の考えは、ショーコントロールシステムにおいてすべての要素は今後、複雑に絡み合い、それを制御する技術が重要で、そのプラットホームはネットワークになるというものです。そのため、今後も映像と照明業界だけでなく、これらの技術を必要とするすべての世界に深く関わって行きたいと思っています。

今年は次の10年のはじまりとなる年です。マイルランテックはさらなる努力を続け、魅力ある企業として成長していくことを誓います。何卒、今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、本年も皆様にとって幸多き一年となりますことを心よりお祈り申し上げます




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